枠連の同じ枠はどう買う?初心者でも手順どおりに組み立てられる

枠連同じ枠を説明する日本人男性 買い方戦略・点数設計

枠連同じ枠は、「同じ枠に入った2頭が1着・2着なら当たりになるのか」が最初のつまずきポイントです。

馬番ではなく枠番で当たりを決めるので、仕組みを一度ほどいておくと、買い方の迷いがぐっと減ります。

この記事では、ゾロ目(同枠)決着のルールから、狙いやすいレースの見つけ方、点数と金額の組み立てまでを、順番にかみ砕いて説明します。

枠連同じ枠を理解する:ゾロ目の仕組みと当たり方

まずは「枠」と「馬」の関係を整理すると、同じ枠が当たりになる理由がすっきり見えてきます。

枠番と馬番の関係をまず整理する

競馬では出走馬に「馬番」が振られますが、枠連はその上にある「枠番」で当たりを判定します。枠番は最大8つで、出走頭数に合わせて1つの枠に1頭または2頭が入ります。

ここが大事で、同じ枠に2頭入っているときは「枠でまとめて買う」感覚になります。どちらが来ても枠としては同じ扱いなので、馬の能力差より、枠全体の期待度で判断しやすい面があります。

同枠決着(ゾロ目)が当たりになる条件

同じ枠の2頭が1着・2着に入ると、枠連は「同じ枠-同じ枠」で的中します。これがいわゆるゾロ目で、投票ではゾロ目の番号を選びます。

ポイントは、枠連は着順の順番を問いません。つまり「枠Aの馬が1着、同じ枠Aの別の馬が2着」でも、「枠A-枠A」で当たりです。順番にこだわらない分、当てやすさが出やすい券種といえます。

馬連との違いが効いてくる場面

馬連は馬番で当たりを決めるので、同じ枠の2頭を両方拾いたいなら、その2頭を組み合わせとして買う必要があります。一方で枠連なら、同じ枠にいる2頭を「まとめて1つ」として扱えます。

そのため「強い馬が2頭同じ枠に入った」「どちらが上か決めにくい」ときに、枠連は気持ちよくはまります。ただし、枠で買うぶん精度は粗くなるので、配当が伸びにくい場面も出てきます。

出走頭数が少ないときの見え方

頭数が少ないレースでは、1枠に1頭だけ入る枠(単枠)が増えやすく、枠連の“まとめ買い”のメリットが小さくなります。枠で買っても、実質的に馬番と近い感覚になるからです。

逆にフルゲートに近いほど、1枠2頭の枠が増えて「枠の中で2択が生まれる」形になります。ゾロ目も起き得ますし、枠として広く押さえる発想が生きやすいので、まずは頭数を見て向き不向きを判断すると楽です。

券種 当たりの単位 着順の扱い 同枠2頭の拾い方
枠連枠番順不同枠としてまとめて拾える
馬連馬番順不同2頭を組み合わせで買う
ワイド馬番3着以内2頭を組み合わせで買う

Q:同じ枠(ゾロ目)は買えないのですか。A:買えます。投票画面でゾロ目の番号を選ぶ形になり、同枠の2頭が1着・2着なら的中です。

Q:枠に1頭しかいないとゾロ目は成立しますか。A:その枠に1頭しかいない場合、同じ枠で1着・2着を独占できないので、ゾロ目の的中は起きません。

  • 枠連は馬番ではなく枠番で当たりを判定する
  • 同枠の2頭が1着・2着ならゾロ目(同枠)で的中する
  • 順番を問わないので、迷う2頭をまとめて拾いやすい
  • 頭数が少ないと枠のメリットは出にくい

同じ枠を狙うレースの見つけ方

仕組みがわかったところで、次は「どんなレースだと同じ枠が来やすいのか」を現実的に探していきます。

コース形態で「枠の意味」が変わる

枠の有利不利は、競馬場のコース形態で色が変わります。スタートから最初のコーナーまでが短いコースだと、内側の枠が位置を取りやすく、外側は外を回されがちです。

その結果、内枠に先行馬が2頭入ったときは「同じ枠で前に行って残る」形が起こりやすくなります。一方で直線が長いコースでは、枠よりも末脚(最後の伸び)が重要になりやすく、枠だけで決め打ちすると外れることもあります。

先行有利のときは同枠がまとまりやすい

前に行ける馬が有利な馬場や展開だと、似たタイプの馬が同じ枠に入った場合にセットで好走しやすくなります。先行馬はレースの形が読みやすく、力を出し切りやすいからです。

特に「逃げ・先行の2頭が同枠」「その枠の内に他の先行馬が少ない」といった条件では、1着と2着が近い位置取りのまま決まりやすくなります。もちろん競り合いが激しいと共倒れもあるので、相手の先行勢の数は一緒に見ておくと安心です。

人気の偏りを「枠」で受け止める考え方

人気が1頭に集中し、その馬の同枠に「そこそこ走れる相棒」がいるとき、枠連は選択肢に入りやすいです。馬連で相棒まで買うと、点数が増えてしまうことがあります。

枠連なら「人気馬の枠」を軸にして相手枠を数個に絞る買い方がしやすくなります。人気馬が勝ち切れなくても、同枠の相棒が2着に滑り込む形も拾えるので、細かい着順のズレに強いのが利点です。

例外として荒れやすいパターンもある

同じ枠狙いが裏目に出やすいのは、差し追い込みが一気に決まるレースです。前が総崩れになると、枠の近さより「脚質の噛み合い」のほうが結果を左右しやすくなります。

また、馬場が急に重くなった日や、強風などで隊列が乱れやすい日は、同枠の2頭が同じリズムで走れないこともあります。枠だけに寄せすぎず、「その日の走りやすさ」を優先すると大きな失敗を避けやすいでしょう。

同じ枠を狙う前に見る順番
1) 頭数(枠の中に2頭いるか)
2) 先行勢の数(競り合いが激しくないか)
3) コース形態(最初のコーナーまでの距離)

例えば16頭立てで、内枠に先行馬が2頭、外枠に差し馬が多いレースを想像してください。ペースが落ち着きやすいなら、内枠の2頭が粘って1着・2着まで残る形が見えてきます。

  • コース形態で枠の影響は強くなったり弱くなったりする
  • 先行有利の条件では同枠の2頭がまとまりやすい
  • 人気の偏りは「枠で受け止める」と点数を減らしやすい
  • 差し決着が濃い日は枠の価値が下がることがある

買い方設計:ボックス・流し・フォーメーション

ここからは初心者でも迷わないように、枠連の買い目を「手順」で組み立てます。まずは下の順番どおりに進めるだけで、点数と金額まで形になります。

  1. 出馬表で「同じ枠に2頭いる枠」を確認する(ゾロ目を狙えるかが決まります)
  2. 軸にする枠を1つ決める(迷うなら先に「候補枠を3〜4つ」に絞ってボックスでもOKです)
  3. 相手枠を選ぶ(本線3枠+押さえ1〜2枠のように、強弱を付けて広げます)
  4. 点数を数える(増えすぎたら「理由が弱い枠」から1つ落として整えます)
  5. 金額を置く(本線は厚め、押さえは薄めにして、当たったときの見返りを揃えます)

ボックスは「枠の強弱」が読みにくいときに便利

ボックスは、選んだ枠を全部組み合わせる買い方です。軸を決めきれないときでも、「このへんの枠が強そう」という目安だけで形にできます。

ただし選ぶ枠が増えるほど点数はすぐ膨らみます。迷いが出たら、いきなり枠を足すのではなく「なぜその枠を入れたいのか」を言葉にしてみると、無駄な追加が減って買い目が締まります。

流しは軸枠が決まった瞬間に強くなる

流しは「軸の枠」を1つ決めて、相手枠を複数に広げる買い方です。軸枠の信頼度が高いほど、点数が少ないまま幅を取れるので、枠連の良さが出やすい形です。

軸枠に2頭いる場合は、どちらかが飛んでももう1頭で拾える可能性があります。つまり軸を馬ではなく枠に置くことで、軸のブレを小さくできるのが魅力です。ただし軸枠が崩れる日は一気に外れるので、展開の逆風がないかは必ず確認したいところです。

フォーメーションで点数を細くするコツ

枠連同じ枠の特徴を示す表

フォーメーションは、軸枠と相手枠を段階的に分けて買う発想です。例えば「本線は相手3枠、押さえは追加で2枠」と分けると、全部ボックスにするより点数を抑えられます。

コツは「本線に入れる枠は、来る理由が2つ以上あるもの」にすることです。例えばコース形態に合う、先行できる、近走の内容が安定している、といった根拠が重なる枠は本線に向きます。押さえは1つ理由がある程度にすると、メリハリがついて回しやすくなります。

金額配分は「当たったときの見返り」から逆算する

枠連は当たりやすい反面、人気同士だと払い戻しが小さくなりがちです。そこで金額配分は「当たったときにどれくらい戻ってほしいか」から逆算すると迷いにくくなります。

例えば本線は厚めに、押さえは薄めにするだけでも、当たりの価値が揃いやすくなります。全部同じ金額で買うより、狙いの強弱が結果に反映されやすいので、「当たり方のイメージ」を先に作ってから金額を置くと整理しやすいでしょう。

買い方 例(選ぶ枠) 点数の目安 向く状況
ボックス4枠を選ぶ6点軸が決めにくい
流し軸1枠×相手4枠4点軸枠が堅い
フォーメーション本線3枠+押さえ2枠本線3点+押さえ2点強弱を付けたい

Q:点数は何点くらいまでが扱いやすいですか。A:目安は「外れても納得できる金額」に収まる点数です。まず6点前後で形を作り、理由が弱い枠は思い切って落とすと整います。

Q:当たりやすいのに増えない日はどう考えますか。A:人気枠同士に寄りすぎると起きやすいです。相手枠を1つだけでも人気薄側に寄せるか、別のレースに回す判断も立派な戦略です。

  • ボックスは便利だが点数が増えやすい
  • 流しは軸枠が決まると少点数で広げられる
  • フォーメーションは本線と押さえを分けられる
  • 金額は「当たったときの見返り」から逆算すると迷いにくい

オッズと期待の考え方:払い戻しが伸びない日を避ける

買い方が作れたら、最後に「その買い目に価値があるか」を見ます。枠連は当たりやすさだけで押すと、手元に残りにくい日が出てきます。

枠連は当たりやすいのに配当が伸びにくい理由

枠連は最大8枠で組み合わせを作るので、馬連より当たりの“型”が少なくなります。型が少ないということは、売れる票が集まりやすく、結果として配当が落ち着きやすい方向に働きます。

さらに人気馬が同枠にいると、その枠自体が買われやすくなります。枠としての人気が上がると、同枠や人気枠同士の組み合わせは特に安くなりがちです。だからこそ、当たりやすさと引き換えに、見返りが小さくなる日があると理解しておくと判断がぶれません。

人気枠同士でも買う価値が出る条件

人気枠同士でも価値が出るのは、点数が極端に絞れて、なおかつ軸が崩れにくいときです。例えば少頭数で力関係がはっきりしているレースは、その典型です。

この場合は「当たる確率が高い代わりに大きく増えない」ことを受け入れ、金額を抑えて楽しむのが向きます。逆に、増やしたい気持ちが強い日に人気枠同士へ寄せると、当たっても物足りなく感じやすいので、目的を先に決めると失敗が減ります。

ゾロ目が高配当になり得るケース

ゾロ目が跳ねるのは、「同じ枠に人気薄が紛れた」ときです。枠としては売れにくいのに、展開や馬場がはまって人気薄が2着に突っ込むと、一気に配当が上がることがあります。

また、同枠の2頭が「脚質が違う」場合も面白さがあります。例えば一方は前に行けて、一方は差せるタイプだと、展開の振れに枠として対応できます。枠の中に“保険”がある形になるので、ゾロ目まで含めて拾える発想につながります。

当日の気配で方針を変えるときの注意

当日の気配で方針を変えるなら、「変える理由」を1つに絞ると混乱しません。例えば馬場が急に重くなった、風が強い、前が止まらない、といった観察から決めると筋が通ります。

一方で、直前の人気や周りの声に引っ張られて買い目を増やすと、点数だけが膨らみやすいです。ここまで作った買い方の型を壊さないために、「足すなら1枠だけ」「金額は押さえだけ」など、小さく動かすルールを先に持っておくと落ち着いて判断できます。

枠連で手元に残しやすくするコツ
人気枠同士に寄りすぎない
買い目を増やす前に「なぜ」を言葉にする
当日は小さく調整して大きく崩さない

例えば「軸枠は堅いが、相手を人気枠だけにすると見返りが小さい」と感じたら、相手枠を1つだけ中穴側に寄せてみます。本線はそのままに、押さえで受ける形にすると、当たり方の幅と見返りの両方を取りやすくなります。

  • 枠連は型が少ない分、配当が落ち着きやすい
  • 人気枠同士は目的が「楽しむ」日に向きやすい
  • ゾロ目は同枠に人気薄がいると跳ねることがある
  • 当日の調整は小さく動かすと崩れにくい

取消・除外など特殊ケースと当日の確認

最後に、当日によくある「取消」や「除外」を押さえます。ここを知っておくと、同じ枠の考え方がさらに実戦向きになります。

出走取消が同枠に出たときの扱い

同じ枠に2頭いて、そのうち1頭が出走取消になると、枠の中身が変わります。残った1頭だけがその枠を背負う形になり、狙っていた“同枠2頭の保険”は消えてしまいます。

そのため、購入前なら「枠としての強みが残るか」を見直すのが自然です。購入後に取消が出た場合も、想定していた当たり方が変わるので、次のレースからは買い目の型を調整したほうが気持ちがぶれにくいでしょう。

単枠指定など昔の名残を知っておく

競馬には、同枠に複数馬が入ること自体が前提の時代があり、歴史の中でルールが工夫されてきました。今は通常の枠番制度で運用されていますが、言葉として昔の名残が話題に出ることがあります。

大切なのは、難しい用語を全部覚えることではありません。「枠は人数で見え方が変わる」「同枠2頭がいると買い方が変わる」という軸さえ持っていれば、当日の情報を見ても落ち着いて判断できます。

購入前後に見落としやすい表示の読み方

出馬表では、同じ枠に2頭いるかどうかをまず確認します。ここが曖昧だと、ゾロ目を狙うつもりが成立しない枠を選んでしまうことがあります。

次に見るのは、取消や除外の表示です。直前に変化があると、相手関係や展開の想定がズレます。特に「同枠の相棒がいなくなった」ケースは影響が大きいので、買う直前にもう一度だけ出馬表を見直す習慣があると安心です。

無理に追いかけないためのマイルール

枠連は当たりやすさが魅力なので、外れが続くと「次は当たるはず」と追いかけたくなるかもしれません。ですが買い目が増えるほど、当たりの価値が薄くなりやすいのも枠連の特徴です。

そこで、マイルールを作ると気持ちが安定します。例えば「1レースの点数は上限を決める」「当日の馬場が読めない日は見送る」など、守れるルールを先に置いておくと、同じ枠狙いを長く楽しみやすくなります。

状況 起きやすいズレ 対処の考え方
同枠の1頭が取消枠の保険が消える枠の強みが残るか見直す
急な馬場変化展開想定が変わる買い目は増やさず小さく調整
少頭数枠のまとめ買いが効きにくい点数を絞って軽く買うか見送る

Q:取消が出たら必ず買った分は戻りますか。A:扱いは状況で変わります。ここでは「同枠2頭の前提が崩れる」点を重視し、次の判断を早めに切り替える意識を持つと失敗が減ります。

Q:同枠狙いが不安な日はどうすればいいですか。A:見送るのも立派な選択です。買うなら点数と金額を小さくして、当たっても外れても納得できる形にすると続けやすいです。

  • 同枠の取消は「枠の強み」が消えるので影響が大きい
  • 購入直前に出馬表を見直す習慣が安心につながる
  • 少頭数は枠連のメリットが薄くなりやすい
  • マイルールで追いかけ買いを防ぐと長く楽しめる

まとめ

枠連同じ枠は、枠番で当たりを決める仕組みを理解すると、一気にわかりやすくなります。同枠の2頭が1着・2着ならゾロ目で的中し、着順の順番を問わないのも特徴です。

実戦では、頭数、コース形態、先行勢のバランスを見て「同じ枠がまとまりやすい日」を探すと、狙いどころが作りやすくなります。買い方はボックスより、軸枠が立つなら流しやフォーメーションが扱いやすいでしょう。

最後に、枠連は当たりやすさと引き換えに見返りが小さくなる日もあります。目的に合わせて点数と金額を整え、取消などの変化にも落ち着いて対応できると、同じ枠狙いがもっと楽しくなります。

当ブログの主な情報源